心地の良い下町の風景を残す「長瀬」 ここで暮らす人、これから暮らす人のために 地元大家さんの視点で、長瀬の暮らし情報をお届けします。
地域に根付く「地元大家」だからこそ、地域やそこに住む人々との関わりも深く、賃貸経営において、地元大家の役割は、居住空間の提供だけにとどまりません。これからの長瀬地区のことを想い、まちづくりの視点をもって、地域に根ざした土地・物件活用を実現することで、地域貢献へと繋げていく。「OWNERS T」は、そんな地元大家による長瀬の街「地域活性化プロジェクト」である。
地主としての使命
長瀬地区に古くからある物件は、老朽化を迎え空き家として放置している物件が多くみられます。また、地元大家、賃貸人共に高齢化が進んでいます。こうしたなか、目まぐるしく変化する環境やニーズに対応できずにいる大家さんも多いのが現状で、さまざまな課題を抱えています。
しかしながら、また違った視点でこの状況をとらえることで、地元大家にしかできない街への貢献が叶うのではないでしょうか。
例えば、単身で我が子を一人暮らしさせる親からすると、この街に住み、地域に知り合いも多い地元大家は「安心して預けられる存在」ではないでしょうか。また、老朽化した建物を、これからのニーズに併せて、臨機応変にリノベーションできることも地元大家の特権なのかもしれません。
こうした考えから、長瀬の小若江・上小阪地区に複数の物件を持つ個人オーナー武村が、居住空間をはじめ、今後は古民家を利用した宿泊やコワーキングスペースなど、物件を通じた人と人が繋がるような地域コミュニティーの創造によって、長瀬地区を住みやすい街に変え、地元貢献したいという想いから大家さんによる建物・土地活用ブランド「OWNERS T」を発足いたしました。